スラブ
意味:傾斜が比較的緩く、滑らかで手がかりや足がかりが少ない一枚岩のこと。
- 岩場でよく使われる言葉で、ほぼ水平に近い斜面から60度くらいまでの緩い岩壁を指す
- 足場や手掛かりが少ないため、登るには 足の置き方や体重移動のバランス が重要
特徴
- 岩の表面が滑らかで、凸凹や突起が少ない
- 手で引っかける箇所が少なく、足のフリクション(摩擦)が頼り
- 急傾斜のクラックやチムニーとは違い、「バランス感覚で登る岩場」
登山・クライミングでのポイント
- 体重を足に乗せる
- 手は補助程度、足の摩擦で体を支える
- 重心を低く保つ
- 前かがみや膝を曲げることでバランスを取りやすくする
- ゆっくり慎重に動く
- 足場が少ないため、慌てると滑落の危険
関連用語
フェイス:比較的平らな岩壁を登るルート
クラック:岩の割れ目を登るルート
チムニー:両側の岩に挟まれた狭い縦穴を登るルート