山道の迷いやすいところの木などに巻いてあるテープの事。
テープとかマークとか目印とか言ってましたが、今はピンテなんて言って使う人が多いですね。

山で見かける目印テープの意味と注意点

登山道や山中を歩いていると、木に巻き付けられたカラーテープをよく見かけます。赤・白・青・黄色など、リボン状のものが一般的ですね。

しかし、このテープに頼り切って歩くのはとても危険です。

なぜ注意が必要なのか?

迷いやすい場所でテープを見つけると、つい「ここが正しい道だ」と思い込み、そのまま進んでしまいがちです。ところがテープは必ずしも登山道を示しているわけではありません

不安を感じたら必ず地図と現在地を確認する習慣を持ちましょう。


テープが設置されている理由

実は、テープにはさまざまな用途があります。登山道の道標代わりだけではありません。

  • 登山者が道標代わりに設置したもの
  • バリエーションルートや個人の目印
  • 山菜取りやキノコ採りのための目印
  • 沢登り・岩場などの入口を示す印
  • 山林の境界を示す印(特に植林された杉に多い)

近年はこうしたテープが過剰に設置されており、かえって混乱を招くこともあります。

見分け方のヒント

  • 道標代わりのテープは一定間隔で続いていることが多い
  • 個人利用のテープは不自然な位置にぽつんとあることが多い
  • 境界テープは杉の植林帯などに一定方向で連続している

ただし、現場で確実に見分けるのは難しいため、やはり地図と照合することが第一です。

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。