1. 装備は経年劣化に注意

  • :取り付け部が緩んでいたり、破損している場合がある
  • ロープ:紫外線や長年の使用で劣化し、破断の可能性あり
  • 梯子(特に木製):腐っていたり釘が抜けかけていることも

心得:いきなり体重をかけず、まずは状態を観察すること


2. 登り方の基本

  • **3点支持(3点確保)**を意識する
    • 両手と片足、または両足と片手で常に体を支える
    • 鎖やロープはあくまで補助として使う
  • スラブ状の鎖場
    • 一枚岩の鎖は体重をかけなければ登れない場合も
    • 事前に抜けないか確認してから慎重に登る
  • 滑落が不安な場合
    • スリング+カラビナで自分を確保しながら登ると安心

3. 登る順序・間隔

  • つながって歩かない
    • 上の人が落石や滑落した場合、巻き添えになる危険がある
  • 一人ずつ間隔をあけて登ること

4. 安全確認のポイント

  • 鎖・ロープ・梯子を使う前に、手で引っ張ったり軽く体重をかけて強度を確認
  • 足場や岩の安定性も確認
  • 滑りやすい場所では無理せず、補助確保を活用

まとめ

装備や足場の状態を観察・確認する

鎖・ロープ・梯子は補助道具として使う

3点確保を徹底し、体重を一気にかけない

つながって登らず、間隔を空ける

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。