登山者の足の悩み「モートン病」体験談と対策

学生時代から登山、水泳、剣道とスポーツをしていた私ですが、30歳頃から 登山中に左足の指先にしびれ が出るようになりました。
家に帰ると治るのでそのまま放置していましたが、50歳を過ぎる頃には 下山中に左足の薬指と中指の付け根に激痛 が走るようになりました。

  • トレッキングポールを杖代わりにして降りるほど痛みが強く、
  • 「関節が亜脱臼したのかも…」と悩む日々。

思い切って整形外科を受診しました。

1. 診断と衝撃

医師から言われたのは 「偏平足」 でした。

  • 足の付け根が本来の湾曲を失い、べたっとなっている
  • そのため、足指に通る神経が圧迫され、痛みやしびれが起こる

ネットで調べると モートン病 という病名があることを知り、納得。

「偏平足」と聞いてショックでしたが、登山者やアスリートでも多い症状と知り、少し安心しました。

2. モートン病とは?

  • 足指の付け根の神経が圧迫されて起こる痛みやしびれ
  • 特に 登山や長時間歩行で症状が出やすい
  • 労働で歩くことが多い方は 労災の対象になる場合もある

3. 私の対策:インソールと靴のサイズ調

  • 足指の付け根の盛り上がった部分に膨らみを持たせ、神経を圧迫させない 専用インソール を使用
  • 最初は違和感があったものの、慣れると 下山中の痛みがほぼ解消
  • 靴のサイズとの組み合わせも重要

4. まとめ

  • 登山中に指先のしびれや付け根の痛みが出る方は モートン病の可能性
  • インソールと靴のサイズ調整で症状は大幅に改善可能
  • 痛みを我慢せず、一度専門家に相談し、適切な対策をとることが重要

モートン病対策で下山が楽になれば登山も快適。
まずは自分の足に合ったインソールを試してみることをおすすめします。

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。

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