山を巻く(まく)ともいう

意味
山の斜面を横方向に移動すること。尾根や頂上を通らず、急斜面や困難な箇所を避けるルート取りの手法。

使われる場面

  • 頂上を踏むのが体力的に厳しい場合
  • 急峻な尾根や岩場を避けたい場合
  • 雪やガレ場など危険がある斜面で安全に通過したい場合

注意点

体力や時間を考えて計画的に行動する

落石の危険

ガレ場やザレ斜面を横切る際は、石や岩が崩れやすい

下に他の登山者がいる場合は特に注意

歩く前に足元の石の安定性を確認する

雪崩の危険

雪の斜面を巻く場合、斜面の雪の状態によっては雪崩を誘発することがある

新雪や表層雪崩のリスクが高い場所では極力避ける

ルートの安全確認

崖や切れ落ちた斜面の横断は危険

斜面の傾斜、地形、積雪の状態、足場の安定性を事前に確認する

体力と時間の管理

山を巻くルートは距離が長くなることがある

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。