沢登りや渓流歩きで、滝や険しい場所を正面から突破できないときに、 一旦沢を離れて、斜面や尾根を高く迂回することを高巻(たかまき)という。

  • 沢の直登が危険なときに使う安全なルート選択方法
  • 場合によっては急斜面のトラバース(横移動)を含む
  • 地図に明確なルートが描かれていないことも多く、読図力・判断力が必要

注意点

「戻る勇気」も重要。難しい場合は沢を離れて林道や登山道へエスケープする判断も必要。
草付きやザレ場(砂礫の斜面)など、不安定な地形を通ることが多い。
滑落のリスクが高いため、無理せずロープや確保を検討するか引き返す。

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。