沢登りをしている時に多いのですが、沢筋などの斜面上に草が繁茂してる場所を草付き(くさつき)言います。
沢において草付きは岩に乗った土に草が生えている場合やざれた砂状の土や泥の混じった土に生えている草は根が浅いため、不用意につかむと草と一緒に滑落してしまう事があるので、要注意です。

  • 岩場と違い、見た目は「つかまりやすそう」に見えるが、実際は根が浅く、引っ張ると抜けやすい
  • 足場も滑りやすく、不安定で危険度が高い
  • 特に雨上がりや朝露で濡れていると滑落リスクが増す

安全のポイント

  • 草や小さな株を「手がかり・足がかり」にしない
  • 岩の突起や安定した地形を選んで動く
  • 無理に突っ込まず、場合によってはロープを使用する

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。